【WiMAX2+の基本】特徴とメリット・デメリットを理解しよう

WiMAX2+でノートパソコンからネット接続WiMAX2+
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WiMAXは聞いたことがあるけどよく分からない、という人向けにどういうネット回線なのかをできるだけ分かりやすく書いてみました。

引っ越しなどを機にネット回線を新しくする契約するタイミングもあると思いますが、選択肢の1つとしてWiMAXも知っておくと便利ですよ。

WiMAX2+ってなんのこと?

まず「2+」は置いておいて、もともとWiMAXというのはモバイルWi-Fiルーターを使ってネットを使えるようにする通信サービスのこと。

ルーターは電波を受けてネットに接続するので、スマホでテザリングするようなイメージと思ってもらえればいいです。大きさもモバイルタイプならスマホより一回り小さいくらいです。

WiMAXルーターが基地局からの電波を受信してネットに接続します。そしてルーターと自分の持っているPCやスマホ、タブレットなどはWi-Fiでつなげて使います。

そしてWiMAX2+ですが、WiMAXのサービスより技術的に回線速度が早くなったので棲み分けるために「2+」がくっついてきたというところです。

WiMAXは回線速度が下り最大40Mbps。WiMAX2+は下りで最大440Mbpsなので理論的にはWiMAXの10倍ほど速いということになりますね。

最近では、下り最大 1 Gbps のWiMAX2+デバイスも出てきました。

工事がないからすぐ使える

WiMAX2+は電波でネット接続するデバイス(ルーター)と書きましたが、そのため光回線のような開通工事に見られる、

  • 工事日まで2週間以上かかる
  • 知らない人(作業員)を家に上げる必要がある
  • わざわざ日程調整をして工事の立ち合いをしないといけない

など心理的・時間的な負担がありません(光回線でも場合によって、無派遣で開通できるケースもありますが)し、部屋の中が配線でごちゃごちゃすることもありません。

また、申し込みをした翌日にデバイスを発送してくれるので、ネットが使えるようになるまでがとても早いという特徴があります。

デバイスが手元に到着して電源を入れればネット環境のできあがりです。

デバイスは選べる2タイプ

WiMAX2+はモバイルルーターと上では書きましたが、実はデバイスは大まかに分けて2種類あります。

ひとつは持ち運びができるモバイルルーター。家で使う以外にも、電波が入りさえすれば外でも使えます。こんなやつです。

モバイルルーター Speed Wi-Fi NEXT WX05の画像
出典:UQ WiMAX公式サイト

もうひとつは据え置きで使うホームルーターです。こちらは持ち運びには不向きなので、ネット回線を家でしか使わない人はこちらでも問題はありません。

ホームルーター Speed Wi-Fi HOME L01/L01sの画像

出典:UQ WiMAX公式サイト

どちらでも自分の好みや用途にあった方を申し込み時に選ぶことができます。

サービス提供会社は好きなところが選べる

WiMAX2+はUQモバイルでお馴染みの「UQコミュニケーションズ」という企業がサービス提供の本家です(UQ WiMAXというサービス名称)。そのため、基地局もUQコミュニケーションズの設備になります。

ただ、WiMAX2+のサービス自体はUQコミュニケーションズ以外にも複数の提供会社があり、それぞれ料金設定や扱っているデバイス、実施しているキャンペーンなどに違いがあります。

UQコミュニケーションズのWiMAX2+サービスを、他の提供会社が卸してもらってユーザーに提供している感じです。

WiMAX2+の提供会社の中でも、個人的にいくつかメジャーだと思うところを挙げておきます。

  • UQ WiMAX
  • GMOとくとくBB
  • BIGLOBE WiMAX
  • So-net WiMAX
  • DTI WiMAX
  • Broad WiMAX

というような感じです。もともとプロバイダー事業をしている企業が、WiMAX2+のサービス提供もしていることが多いように感じます。今回挙げたのはあくまで一部で、提供会社は他にも複数あります。

基本的にどこを選んでも使う設備は変わらないため、サービスの品質に差はありません。そのため、提供会社を選ぶときはキャンペーンと料金プランを基本に選ぶのが賢い方法なんですよ。

料金はざっくり2パターン

WiMAX2+の料金プランは、ひと月に使うデータ量が7GBを超えるかどうかで料金プランを選ぶイメージです。

「7GBは使わない。」という人は通常プランを使ったほうが良く、「いやいや7GBじゃ足らないよ。」という人はひと月のデータ量に制限のないギガ放題プランを使うことをおすすめします。

料金プランの名称は、事業者によって微妙に違いがありますがどの事業者も内容は変わりません。

例:UQコミュニケーションズの料金プラン

  • UQ Flatツープラス(月間7GBまで):4,380円/月
  • UQ Flatツープラス ギガ放題(月間の制限なし):3,696円/月

ここでは例として、本家であるUQ WiMAXの料金プランを載せましたが、ほかのWiMAX事業者はUQ WiMAXよりも低料金で使えるところが多いです。

また、通常プランとギガ放題のプランは無料で切り替えることができるので、あとから自分のネットの使い方に合わせることができるので、はじめはとりあえずで選んでおいても大丈夫です。

au の 4G LTE でさらにどこでも使える

WiMAX2+は、専用の通信設備と電波でデータ通信をしています。そのため、スマホと同じように圏外になったときは使えません。

そこで、WiMAX2+ には「LTEオプション」というオプションがあり、これを使うと au 4G LTE の電波でデータ通信をすることもできるようになります。簡単に言うと auスマホの電波が使えます。

LTEオプションのメリットは、WiMAX2+では電波が届きづらい場所(例えば地下鉄)でも au の電波が入っていればデータ通信ができますし、WiMAX2+ と au 4G LTE の両方の提供エリアであれば、より高速な通信が可能になります。

LTEオプションを使うと、オプション料としてその月は1,005円かかってしまいますが、オプション料が無料になる条件というのもあります。注意点なども含めてまとめた記事があるので参考にしてください。

スマホの料金も安くなる

WiMAX2+はUQコミュニケーションズが提供しているモバイル通信サービスですが、UQコミュニケーションズ自体はKDDIのグループ会社です。

そのため、auスマホ/ケータイとのセット割「auスマートバリューmine」を使うことができます。スマホの契約プランによって割引き額は変わりますが、月額料金から最大で毎月1,000円の割引きを受けられますよ。

UQ WiMAXじゃなくでも、WiMAX2+の提供会社であればこのセット割を受けることができます。

auスマートバリューmineの詳しい内容や申し込み方法、注意点は下の記事を参考にしてください。

また、UQコミュニケーションズは格安スマホのUQ mobileも展開しているので、UQ mobileとのセット割「ギガMAX月割」もあります。

こちらは割引き額は低めですが、UQ mobileの月額料金から毎月300円割引きになります。条件や申し込み方法は下の記事にまとめてあります。参考にしてください。

契約期間は2~4年

WiMAX2+の契約は2年・3年・4年があり、それぞれ契約の契約更新月(下表を参照)で解約をしてしまうと契約解除料がかかってしまいます。

また、契約期間が過ぎると自動で契約更新となります。これはほかの光回線やスマホと同じですね。

こういう解約金で縛る契約は個人的には嫌いです。なんとかならないかなぁ、、、

こう見ると2年契約がユーザーとしては動きやすいですが、提供会社の料金プランを見ていくと最近はほとんど3年契約が主流で、どこも3年契約が一番キャンペーン価値が高くなっています。(UQ コミュニケーションズ側の意向でしょうか…)

本家のUQ WiMAXでは2年契約はできますが、月額料金は他の事業者と比べて高い設定でキャンペーンもいまいちなので微妙なところ。

気になる契約解除料は下の表のように、1年目/2年目/3年目~ と階段状に下がっていく設定になっています。

 2年3年4年
1~13ヶ月目 19,000円
14~25ヶ月目 14,000円
26ヶ月目~ 9,500円
契約更新月
(解除料ナシ)
26ヶ月目38ヶ月目50ヶ月目

解約する場合は解除料がかからない契約更新月がベストですが、それが無理なら少なくても26ヶ月目以降まで使って解除料が9,500円なら、まぁ仕方ないといったところでしょうか。

速度制限には注意しよう

聞いたことがあるも多いと思いますが、WiMAX2+には速度制限が2種類あります。ひとつは、通常プランでひと月のデータ量制限の7GBを超えてしまった場合

この場合は通信速度が128kbpsに制限されてしまうので、実質かなり厳しいと言えます。Webブラウジングも待ち時間でイライラ、かろうじて問題なく使えそうなのはメールくらいでしょうか。

7GBを超えてから月末まで続くので、制限がかかって使い物にならないという人はギガ放題プランに変えた方が賢明でしょう。

もうひとつの条件としては、ギガ放題プラン利用時に連続した3日間で10GBのデータ量を使った場合に速度制限されてしまいます。

(以前は、3日間で3GBのデータ量だったので、昔からWiMAXを使っている私としてはけっこう緩くなった印象がありました。)

ここで、「10GBのデータ量ってどのくらい使えるの?」と思う人も多いですよね。下の表はUQ WiMAXの公式サイトからの抜粋です。こう見ると普通にネットを使う分にはあまり問題ないように感じます。

画質データ量10GB
超高画質約113MB約88回(約7時間)
高画質(HD)約60MB約166回(約13時間)
標準画質(SD)約17.5MB約570回(約47時間)

※出典:UQ WiMAX公式サイト

そして当然、「3日間で10GBを超えてしまったときの通信速度はどのくらい?」という疑問も出てくると思いますが、通常プランの速度制限とは違い1Mbpsほどで使えます。UQ WiMAXの公式サイトにも下のように記載があります。

概ね1Mbps(YouTube動画の標準画質レベルが視聴可能な速度)

ギガ放題プランはひと月のデータ使用料には制限がないですが、この直近の3日間で10GBという速度制限があることは気を付けておく必要があります。

もし、この「3日間で10GBを使って速度制限を受けた場合」にどのくらいの時間制限を受けるかですが、10GBを超えた翌日18時頃から翌々日2時頃まで制限が適用されます。

提供エリアは事前チェックが吉

WiMAX2+はスマホキャリアと同じように提供エリアがあるので、せっかく申し込みをしていざ使おうと思っても、提供エリアから外れていた場合はまったくの無駄になってしまいとても残念な状況になってしまいます。

そんな悲劇を回避するために、申し込み前には必ずWiMAX2+を使う住所が提供エリアに入っているかどうか面倒くさがらずにチェックしておいてください。

どの事業者のWebサイトでもエリア判定ができますが方法は2通り。

ひとつは、サービスエリアマップで見る方法。地図上でエリアに色がつけられているので一目で住んでいる場所がエリア内かどうかわかります。

WiMAXサービスエリアマップ

もうひとつは住所からピンポイントエリア判定をする方法です。こちらは住所を指定していって、その住所で提供エリアかどうかの判定を知ることができます。

住所を指定するのが手間と言えば手間ですが、こちらの方がより精細にチェックできると言えます。

WiMAXピンポイントエリア判定

住所を指定していくと最終的に「〇」や「△」、「×」「エリア外です」という結果が出てきます。

「〇」以外の結果が出たときはWiMAXの申し込みはやめておいた方がいいでしょう。

手軽さがメリット

まずWiMAX2+のメリットとして、

  • 回線工事がなくすぐ使える
  • 部屋がすっきり
  • 外でも使える
  • キャンペーンがおいしい

という4点が挙げられます。

回線工事がなくすぐ使える

上でも書きましたが、回線工事がないため心理的・時間的な負担はありません。デバイスが届けばネットが使えるようになります。

部屋がすっきり

回線工事がないので、外から入ってくる線や部屋内でLANケーブルを使う必要がなく、機器も1台なので部屋の中がすっきりします。

外でも使える

これはモバイルルーターのタイプですが、WiMAX2+は電波が入って入れさえすればネットにつながるので、外のカフェや移動中なんかでも使えます。

通勤中にスマホのデータ量を節約したり、カフェでノマド的にPCを使ったり、Wi-Fiしか使えないタブレットも外でネット利用できるというユースケースも全然ありです。

キャンペーンが比較的良い

ネット回線を選ぶときの要因としてキャッシュバックなどのキャンペーンを気にする人も多いと思います。

WiMAX2+は事業者を選べると書きましたが、事業者によってはキャッシュバックが4万円ほどもらえる時もあります。(ただし、キャンペーン内容は時期によって変わります。)

回線速度・速度制限のデメリット

WiMAX2+の下り速度は最大440Mbpsなので光回線の下り最大1Gbps、2Gbpsなんかと比べてしまうと劣った感は否めません。

それでも、私の場合なんかはブログを書いたり、Webサイトや動画コンテンツを見る、Amazonで買い物、ちょこっと投資の取引などしていますが十分に使えています。

ただ、オンラインゲームなどを頻繁にしていてとにかく通信速度を気にするような人は、初めから光回線を選ぶべきだと個人的には思っています。

また、人によっては「3日間で10GB」(ギガ放題の場合)を使ったときの速度制限を嫌う人もいるでしょう。

キャンペーンが優秀な提供会社はここ

WiMAX2+は本家のUQ WiMAXを含めてどこの提供会社を選んでも、同じ設備を使うために回線速度や通信品質に差はありません。

ただ違うのはキャンペーンと月額料金、オプションやサポート体制に差があるという状況です。

そのため、WiMAX2+の賢い選び方としてはキャンペーン・月額料金を含めてお得な提供会社を選ぶことに尽きます。

僕がいろいろな提供会社のWiMAX2+を比較してきて、一番お得に使えるところをご紹介しておきます。

GMOとくとくBB

プロバイダーの GMOとくとくBB が提供している WiMAX2+ です。キャンペーンとしてキャッシュバックが最大 27,000 円もらえます。

端末代・送料も 0 円。端末にもよりますが、モバイルタイプの専用クレードル(充電スタンド)まで0円です。

月間のデータ通信量に制限のない「ギガ放題」プランでの月額料金(税抜)は、

  • 1・2ヶ月目は3,609円
  • 3~36ヶ月目は4,263円

で使えます。

3 ヶ月目以降の月額料金は他の提供会社よりも高く見えますが、キャッシュバックを含めた3年間トータルの金額は一番安くなります。

また、他の提供会社にない特徴としては、申し込みをした当日に端末を発送してくれるのでなるべく早くネット環境が欲しい人に向いていること。

そして万が一、使ってみて速度に満足ができない時は、20 日間以内であれば無料解約ができます。WiMAX2+ をはじめて使う人にとって不安がなく始められる内容です。(ピンポイントエリア判定の結果が「〇」だった場合に適用なので、申し込み前に必ず判定をしておいてくださいね。)

GMOとくとくBB

まとめ

WiMAX2+の基本と契約前に知っておいた方が良いことを僕なりにまとめてみました。

WiMAX2+は面倒くさい工事もなくネット環境を手軽に用意できるという点で、優れたサービスだと思います。

僕自身も上でお伝えした GMOとくとくBB の WiMAX2+ を使っています。

WiMAX2+を選ぶときには、自分のネットの使い方とマッチしそうか、キャンペーンや料金がお得な提供会社を選ぶ、ネットを使う場所が提供エリアに入っているか、 などを考慮して判断すると失敗しないですみますよ。

ぜひ、この記事を参考にして手軽で快適なネット環境を作ってくださいね。

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