光コラボの基本を知ろう。メリットと注意点も分かりやすく解説したよ

ビジネスでコラボレーションを達成した瞬間 光回線
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光回線には、「光コラボ」という種類があります。「名前を聞いたことがあるけど、よくは知らない。」「初めて聞くけどなんだろう?」という人のために、光コラボの特徴やメリット・注意点を解説していきます。

光コラボのことをザックリとでも知っておけば、「どうして、○○光って光回線がたくさんあるんだろう?」という理由も分かりますし、光回線を選ぶ時の手助けになります。それでは、見ていきましょう。

光コラボとは何のこと? 特徴は?

光コラボとは、正式には「光コラボレーションモデル」(以下、光コラボ) という光回線のサービスモデルのことを指します。光コラボという名前の光回線サービスはありませんので要注意。

では、光コラボとはなんなのか? それは、NTTの光回線 (フレッツ光) を他の事業者が自社の独自サービスとセットで提供できるサービスモデルのことです。

光コラボの事業者は、NTTから光回線を卸してもらうので卸料金を支払います。そして、光回線とセットでプロバイダーサービスや動画配信サービス、スマホの割引き、格安SIM、Webコンテンツなど自社サービスを組み合わせてセットでユーザーに提供できるわけです。

光コラボレーションモデルのイメージ図
出典:NTT東日本 公式Webサイト

もともと通信事業者や IT 企業でなくても事業者にはなれるので、他業種でも自社の何かしらのサービスと合わせて、文字通りコラボレーションすることができます。

光回線としての回線速度は、フレッツ光と同じく下り最大 1 Gbps。通信品質、ファミリータイプとマンションタイプがあり、全国で使える提供エリアもフレッツ光と変わりません。

ユーザー側のメリットは、選択の幅が一気に広がったこと。そして、光回線自体の料金はフレッツ光よりも安い設定になっている事業者も多いですし、サービスの提供、工事日程の調整、料金の支払い、カスタマーサポートなどはすべて光コラボの事業者がワンストップで行うのでシンプルです。(光回線自体の開通工事などは、きちんとNTTの工事業者が派遣されてきます)

また、ひかり電話、フレッツ・テレビ、リモートサポートなどのオプションで、光コラボ事業者が提供していないものについては、直接NTT東日本・西日本と契約してサービスを受けることができます。

それでは、実際の光コラボを使ったサービスですが、実は事業者は 500 社以上もあるので、その中で個人向け、かつネームバリューがある光コラボを例に挙げておきます。

ドコモ光、ソフトバンク光、OCN光、So-net光、ビッグローブ光、ぷらら光、DTI光、Nifty光、DMM光、などなど…

これらのサービス名なら「あ、知ってる!」という名前がある人も多いのではないでしょうか。ちなみに、「auひかり」や「NURO光」は光コラボではありません。

そこらへんを詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

次に、光コラボには「転用」という独特な手続き方法があるので、これについて解説します。

「転用」について

転用とは、元々フレッツ光を使っていて光コラボに切り替えることを「転用」と呼びます。

転用をするメリットは、開通工事が必要なく、ひかり電話の電話番号もそのままで契約の変更ができる点にあります (CAF番と言われるフレッツ光の「お客さま ID」も変わりません) 。

また、フレッツ光が契約途中であっても基本的に解約金はかからずに、光コラボへ変更することができます。

NTT東日本/西日本の Web サイトで、「転用承諾番号」という転用するための番号を取得することができ、光コラボの申し込みの時にこの番号を入力・連絡することで転用をすることができます。

ただし、今までは一度転用してどれかの光コラボにしてしまうとフレッツ光に戻せなくなるのがネックでした。また、光コラボから別の光コラボへダイレクトに契約変更することもできませんでした。

  • フレッツ光 ⇒ 光コラボ:〇
  • 光コラボ ⇒フレッツ光:×
  • 光コラボ ⇔ 光コラボ:×

そのため、光コラボからフレッツ光にしたい場合は、光コラボを一旦解約して、フレッツ光を新規で申し込まなければいけませんでした(開通工事も再度必要)。光コラボから別の光コラボへの変更も同様です。

「事業者変更」 ができるようになった

それが、2019年7月からついに事業者変更ができるようになりました。開通工事をやり直さなくても、光コラボからフレッツ光に戻すこともできますし、光コラボ同士の契約を変更することができます。

  • フレッツ光 ⇒ 光コラボ:〇
  • 光コラボ ⇒フレッツ光:〇
  • 光コラボ ⇔ 光コラボ:〇

これによって、販売代理店や家電量販店の営業で光コラボにしてはみたけど、いまいち使い勝手が悪いなど、何らかの理由でフレッツ光に戻したり、または他の光コラボに乗り換える事もできます (契約切り替えの諸費用はもちろんかかりますが) 。

方法は、転用と似ていますが、現在使っている光コラボ事業者に連絡をして「事業者変更承諾番号」を取得します。

この番号を、利用したい光コラボ (もしくはフレッツ光) を申し込む時に合わせて連絡をします。Web 申し込みであれば、入力項目があるはずです。

事業者変更の時に気を付けなければならないのは、オプションサービスです。

もし、下のオプションサービスをNTT東日本・西日本と直接契約しているのであれば、NTTにも連絡をして、「情報開示承諾」という手続きをする必要があります。

<対象サービス> ひかり電話、リモートサポートサービス、フレッツ・テレビ伝送サービス、24時間出張修理オプション

これは、事業者変更をしてもNTT契約のオプションを引き継ぐためです。特に、NTTとの契約でオプションサービスがない場合や、フレッツ光に事業者変更する場合は「情報開示承諾」の必要はありません。

光コラボで気を付けたいところ

契約期間と解約金

いくら事業者変更ができるようになったと言っても、契約の乗り換えになるので、契約期間と解約金には注意しましょう。

どうせなら解約金がかからない契約更新月に事業者変更する方が無駄はありません。また、変更先の光コラボでは、意外と忘れがちな事務手数料はかかります。

異業種からの参入で未熟なカスタマーサポート

光回線の申し込みを受け付けて、NTTのシステムに入力し、開通工事日を調整していく作業は結構大変です。加えて、カスタマーサポートもこなしていかないといけません。(僕は以前、フレッツ光の代理店や光コラボ事業者で働いていました…)

事業者側が慣れていないと、工事日がなかなか決まらない、工事日の連絡が来ない、カスタマーサポートに連絡をしても全然つながらない、サポートスタッフの知識が低くてお話にならない、など申し込んだユーザーに迷惑がかかってしまうようなケースもあります。

光コラボが解禁になった初期のころは、大手の光コラボ事業者でもそんな状況でしたし、特に通信事業とは何の関係もないところから新規参入したての事業者には特に難しいのではないかと思います。

悪質な訪問営業や電話営業

光回線には販売代理店が存在します。

特に悪質な代理店になると、事業者変更が可能になったのを良い事に「今のままで安くなりますよ~」と言うような話で言葉巧みに誘導して、ユーザーに転用承諾番号 (または事業者変更番号) を取らせて、半ば騙すような手口で契約を取ろうとするところもあります。

特に、訪問販売や電話営業には気を付けてください。詳しくは、こちらの記事を参考になります。

まとめ

光コラボがよく分からない人のために、特徴やメリット、注意点を見てきました。最後にポイントをまとめておきますので、おさらいしておきましょう。

  • 光コラボ=光コラボレーションモデル。特定のサービス名称ではない
  • フレッツ光と光コラボ事業者の独自サービスを組み合わせて提供する光回線のサービスモデル
  • 回線速度や通信品質、ファミリー/マンションタイプ、提供エリアはフレッツ光と同じ
  • 自分の好きなサービスを選ぶことができ、サービスはワンストップで提供
  • フレッツ光から工事なしで「転用」ができる
  • 光コラボから工事なしで別の光コラボ (or フレッツ光) に「事業者変更」できる
  • 事業者変更の際は解約金に注意
  • 事業者の中にはサービス提供・手続き・サポートが不慣れなところもある
  • 悪質な訪問・電話営業をする光コラボの販売代理店もある

光コラボの知識を抑えておけば、たくさんある光回線のサービスも「これは光コラボなんだな…」と頭の中で整理がつき、あまり混乱することもなくなるのではないでしょうか。

今回の記事が、光回線選びのお役に立てれば嬉しいです。

 

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